Netflixがよくやっている、実録犯罪者系統作品。
その最新作がついに配信された。
「ユナボマー」である。
これは結構面白かった。
個人的評価70点。
「ユナボマー」あらすじ&主なキャスト
若き天才数学者は、どのようにして爆弾魔となったのか。
世界に衝撃を与えた、ユナボマー事件。
犯人の真相に迫る、実話に基づいた映画。
- ラッセル・クロウ
- ジェイコブ・トレンブレイ
- シェイリーン・ウッドリー
- アナベル・ウォーリス
- アレクサンダー・ルドウィグ
- スティーヴン・オッグ
- マーク・メンチャカ
「ユナボマー」レビュー(ネタバレあり)
実際にあった爆弾事件、ユナボマー事件を基にした映画。
主演はラッセル・クロウ、ジェイコブ・トレンブレイ。
ヤヌス・メッツ監督作品。
なかなか楽しめた映画であった。
基本、Netflixがやっている実録犯罪者ものシリーズは、ハズレなしだと思っている。
今回もその例に漏れず、面白い映画である。
アメリカを恐怖に陥れた爆弾魔、テッド・カジンスキー。
凶悪なテロリストによるユナボマー事件、知らなかったのもあって興味深く観れた。
この映画では、事件そのものよりも、彼の少年期~青年期にフォーカスした内容となっている。
なぜ最悪レベルの爆弾魔が生まれてしまったのか、その起源を垣間見ることができる。
青年期である大学時代、テッドは「あえて残酷になる心理実験」なるものを受けていた。
実験の目的は特に、極度のストレスに対する人間の反応を計測することであった。
ひたすらテッドの意見を否定し、罵倒するのである。
驚愕の心理実験、事実は小説よりも奇なりとはまさにこれか。
こんな、映画みたいなことが実際に行われていたとは。
これがすべての原因ではないだろうが、爆弾魔をつくりだした一因であることは間違いないだろう。
現実パートも、スリラーさながらの緊張感で楽しめる。
FBIとテッド、報道機関との読み合い、駆け引きがたまらない。
テッドが隠居して山奥に暮らしているのも、現代の闇について考えさせられる。
巨大なシステムが作り上げられたなかで我々は生きている。
もちろんそのシステムに順応できる人、できない人がいる。
テッドはできない側だったのだろう。
映像がシックなのが良い。
ダークな質感の映像が、題材ととてもマッチしている。
上質な雰囲気を醸し出しているのである。
キャストの演技が素晴らしい。
全員素晴らしいのだが、特に主演2人が最高。
ジェイコブ・トレンブレイは不安定で繊細な青年。
ラッセル・クロウはどこか底知れない、不気味な教授。
見事に演じ切っていた。
こういう題材となると、渋味が強い、地味すぎる映画になりそうなところである。
これをキャストの力で帳消しにしていると感じる。
駄目な部分はあまりないが、あえて挙げるとすると、派手さがないところか。
爆発シーンがあるのは序盤のみで、あとは派手なシーンはない。
人によってはすぐに飽きてしまうかもしれない。
現在パートと過去パートが交互に展開されるので、テンポが悪く感じるかもしれない。
いいところでぶつ切りになる感じ。
これも人を選ぶかもしれない。
「ユナボマー」まとめ
総じてクオリティの高い、実録犯罪者もの映画であった。
ユナボマー事件、別のドキュメンタリー作品もあるらしいのでそちらも観ようと思う。

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