Netflixでランキング1位になっていた映画を観たので、紹介&レビューをしていく。
『第10客室の女』概要
取材を依頼され豪華客船に乗り込んだジャーナリスト。
そこで乗客が第10客室から海に落ちるところを目撃するが、そもそも第10客室には誰もいない、乗船もしていないと諭されてしまう。
謎の真相を突き止めるために、ジャーナリストは行動を始める。
キーラ・ナイトレイ主演、サイモン・ストーン監督作品。
・主なキャスト
- キーラ・ナイトレイ
- ガイ・ピアース
- ググ・バサ=ロー
- カヤ・スコデラーリオ
- ハンナ・ワディンガム
- アマンダ・コリン
- リーサ・ローベン・コングスリ
『第10客室の女』見どころ紹介(ネタバレなし・まだ観てない人向け)
割と観やすい映画で、Netflixだと思う。
上映時間は1時間35分でコンパクトだ。
話も難解なところは特にないし、テンポよく進むので気楽に観れるだろう。
映像はシックなトーンでまとめていて、雰囲気がある。
ストーリーに関しては、謎のちりばめ方が上手く、先が気になるつくりになっていていい。
役者陣は大物が揃っていて、彼らが動いているのを観るだけでも楽しいはずだ。
特にキーラ・ナイトレイは流石の存在感と演技だった。
以上、見どころ紹介終了。
『第10客室の女』レビュー(ネタバレあり・もう観た人向け)
期待感が高かっただけに、ちょっとガッカリだったかなぁという印象だ。
予告編で傑作を期待していたのだが、蓋を開けてみたら凡作であった。
まずよかったところから挙げていくと、映像や雰囲気づくりの水準の高さだ。
映像がハイクオリティで見ごたえがあり、お金がかかっているのがうかがえる。
出ているキャストも豪華だ。
謎が明かされるまでは結構面白い。
こういうミステリものでありがちだが、真相が明るみになったとたん一気にチープになってしまった感じだ。
しかしそうなるまでは話の求心力もあり興味深く観れる。
ここからは悪い点を挙げる。
この映画で特に気になったのが、謎の真相の部分についてだ。
消えた乗客は富豪の病気の奥さんのただ似ているだけの人だった。
いくらなんでもそれはないだろう、と思ってしまった。
というかこれ成功させるの大分無理があるのでは?
これが通るほど司法とか制度もガバガバではないのではないだろうか…?
この辺から観るのが馬鹿らしくなってくるのである。
終盤のvs富豪もどこかで観たことのある展開であまり面白みがない。
途中まで面白いのに、一気に微妙になってしまった映画であった。
まとめ 個人的評価60点
Netflixオリジナル映画は面白いものは本当に面白いのだが、ハズレも多い。
今回は残念ながらハズレであった。
観やすい映画ではあるので、暇つぶしに観る分にはいいかもしれない。
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