BLURのドキュメンタリーを観てきたので感想を。(ネタバレあり)
BLUR 概要
ブラー(Blur)は、イギリスのロックバンド。デビュー当初はキンクスやビートルズの再来と注目され[要出典]、1994年のブレイク時はブリットポップムーブメントの代表格として一世を風靡した。ブーム終息以後も様々な音楽性を横断しながら独創的な活動を行っている。後進のバンドに与えた影響も大きく、1990年代からのイギリスのロックシーンを代表する存在として人気は高い。
wikipediaより引用
年をとったおっさんたちの友情物語
昔は王子様のようなルックスだった彼らも、この映画では完全におっさんと化している。
海辺でデーモンとアレックスが水着になっているシーンでは贅肉のつき方がすごく、月日がたったのだと感じさせる。アレックス以外は膝に爆弾を抱えているなどなかなかリアルな事情もあるらしい。
ただこのシーンで年甲斐もなく仲良さげにはしゃいでいる彼らを見ると、BLURが完全に止まらない理由というか、確かな絆が見て取れるのがよかった。
このようにこの映画はレコーディング風景、リハーサル、ライブなどを追いながら、おっさんたちの友情を確かめる映画となっている。
デーモンとグレアムは長年確執があった背景を知っているファンからすると、この2人が笑顔で話しているだけでも胸熱ではないだろうか。
ただ、デーモン本人も自分は丸くなったと言っているが、リハのシーンなどでは不満を述べて結構キレていたりする。
丸くなったといってもこれだから、BLUR全盛期は物凄い意見の対立とかあったんだろうなぁ…とか思った。
自然の美しさ
レコーディングを自然豊かな田舎のスタジオで録音しているので、雄大な自然を観られる。
森、海、打ち寄せる波などUKの自然の美しさを感じた。
デーモンはそこに住んでいて、リラックスできて気に入っているという。
またアレックスもチーズ農家をやっていて自然が好きなようだ。
このあたりももしかしたら彼らの創作に影響を与えているのかもしれない。
最初のシーンでは鶏に餌をあげて卵を収穫するデーモンにほっこりした。
クライマックスのウェンブリースタジアム公演
UKを代表する超大物バンドである彼らですら、畏怖を感じるウェンブリースタジアム。
絶対成功させなくてはならないというプレッシャーからそわそわしている感じとか、緊張感がほとばしっていた。
その戦いに臨む前にメンバーで円陣を組むシーンがある。
ここが個人的に一番グッときたというか、これまでの歴史を踏まえてこの4人が円陣を組んでいるというのが感動的だった。
ライブの内容は何曲か観られるのだが、流石BLURなだけあってプレッシャーをものともせず、圧倒的な演奏を披露していた。
めちゃくちゃベタだが、やはりsong2の爆発力のすごさ、エネルギッシュさは半端なく、映像を通してもかっこよかった。
ライブが終わるとメンバー皆満足気にしており、そのままこの映画も終わりへ向かう。
総評
かなり面白かった。特にBLURが好きな人ならば観て十分満足できるだろう。
BLUR全員おっさんとなったが、素敵な年の取り方をしている。
そんな彼らの友情物語にはなかなか感じるものがあった。
ただ欲を言えば、最新作『The Ballad of Darren』がどのようにしてできたのか、レコーディング風景がもう少し見たかった。
他は文句なしの出来。
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