ついにあの問題作がNetflixにきてしまったということで、紹介&レビューを。
『プー あくまのくまさん』概要
100エーカーの森で、誰もが知っている"あの熊"が惨劇を引き起こす。
リース・フレイク=ウォーターフィールド監督・脚本作品。
・主なキャスト
- ニコライ・レオン
- マリア・テイラー
- ナターシャ・ローズ・ミルズ
- アンバー・ドイグ=ソーン
- ダニエル・ロナルド
- ナターシャ・トシーニ
- クレイグ・デビッド・ドーセット
- クリストファー・コーデル
『プー あくまのくまさん』見どころ紹介(ネタバレなし・まだ観てない人向け)
なによりもまず1つ挙げられるのは、あの某世界的有名キャラクターが暴れまわるのを観れるという点だ。
そんな異様な映像を観れるのは世界でこの映画のみだろう。
上映時間は1時間24分と短めなので、あまり気負わずにサクッと観れるのはうれしいところ。
この映画、醸し出されるB級感がすごい。
そのためまともに楽しめる、まっとうな映画を観たい人は絶対に観ない方がいい。
ただそういったB級なトーンが好きな人にはハマるだろう。
またB級スプラッター映画なので、なかなかグロいのにも注意が必要だ。
苦手な人は観ない方がいいだろう。
以上、見どころ紹介終了。
『プー あくまのくまさん』レビュー(ネタバレあり・もう観た人向け)
内容の薄さ、溢れでるB級感、ルック、あらゆる要素が酷いが正直嫌いになれない映画だ。
プーさんが殺人鬼になる、その1点のみで限界突破しようと試みた末の産物がこれである。
そのため別に原作の設定が巧みに活かされているとかいうこともなく、何の捻りもなくただプーが人殺しをするだけ。
ロッテントマトで批評家スコアが3点なのも頷ける。
本家本元のプーさんの大ファンという人は間違いなく観ない方がいいだろう。
プーとピグレットのルックが酷い。
ただおっさんがプーとピグレットの被り物をしましたという感じで、ひたすらに安っぽい。
ただこれはこれで味があって個人的には好きだ。
プーたちが人殺しをする理由もしょうもなさすぎて笑える。
プーたちはクリストファー・ロビンが大学に行ってしまったから餌を調達できず、空腹からイーヨーを食べてしまい、心に傷を負った。
その恨みを晴らすために人間を襲っているのだ。
完全なる逆恨みである。
内容は、女の子5人組がひたすら惨殺されるという、よくあるB級スプラッター映画であった。
ただ殺され方は結構バリエーションがあり、案外飽きずに楽しめた。
お気に入りのシーンは、プーが車を運転し、女の子の頭を轢き潰すところだ。
プーの邪悪な雰囲気も相まってとても面白味のあるシーンとなっていた。
ラストもまあよくある感じだが、クリストファー・ロビンが生還したのはちょっと驚いた。
全体的に低予算なのが丸出しで、とにかくチープ。
しかしB級ホラー好きな自分からしたら、とても味わい深い、なかなか楽しめる映画であった。
まとめ 個人的評価50点
一般的な映画好きにはまったくオススメできない。
しかしB級ホラー好き、また変わった映画が観たいという物好きな人にはオススメである。

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