シャーリーズ・セロンがかっこよすぎる『オールドガード』紹介&感想レビュー

映画

今Netflixで話題の『オールドガード』を観たので紹介と感想レビューをしていきたい。

『オールドガード』概要

永遠に死ぬことのない四人の兵士。

彼らは何世紀ものあいだ人類を守るために闘ってきた。

しかしその隠されてきた能力(不死性)がとある組織に知られてしまう。

そしてその魔の手が四人に忍び寄る。

ジーナ・プリンス=バイスウッド監督によるアクション大作。

・主なキャスト

  • シャーリーズ・セロン:アンディ役
  • キキ・レイン:ナイル役
  • マーワン・ケンザリ:ジョー役
  • ルカ・マリネッリ:ニッキー役
  • ハリー・メリング:メリック役

『オールドガード』みどころ紹介

とにかくシャーリーズ・セロンがめちゃくちゃかっこいいアクション娯楽大作だったなというのが第一印象。
魅力的なキャラクターが多いが、やはり一番印象的なのは主人公だというのもあるが、アンディだ。


申し訳程度の哲学的要素はあるにはあるが、メインは派手でキレのあるアクション。
ケレン味たっぷりのアクションを堪能する映画である。


この映画最大の特徴である不死設定は正直緊張感がなくなってしまうのではないかという懸念があったが、そんなこともなく楽しめた。
逆にその要素があることで見ごたえが増しているとも思った。


ストーリーに関しては、あまり複雑な話ではなく非常にシンプルなので気楽に観れる。
この映画Netflixオリジナルなわけだが、完全にNetflix向けにつくられている。
家でゆっくりリラックスしながら観るには最適な映画だろう。

感想レビュー(ネタバレあり・観た人向け)

正直、シャーリーズ・セロンの魅力で何とかもっている映画だと思う。
彼女が演じるアンディがカッコよくド派手にアクションをキメる、また彼女の美貌を堪能するのがこの映画の楽しみ方だろう。


そのため、シャーリーズ・セロンのファンなら間違いなく楽しめる。
しかし、もしも主役がシャーリーズ・セロンではなくもっと微妙な女優で華がなかったりしたら、一気にこの映画の格は下がると思う。


ストーリーに関してはまあ王道でありがち、メッセージ性も特に深いものではない。
不死を題材としたちょっとした哲学要素はあるがさらっと触れる程度でそこまでの深みはないのである。
そこをメインとした映画ではないから当たり前っちゃあ当たり前なのだが…。


そのあたりは期待しないほうがいい出来だ。


不死要素が逆に面白味繋がっているのは意外なところだった。
こういうアクション映画って不自然に主人公側に銃の弾が当たらなかったりして冷めることがよくある。


しかしこの不死設定により主人公側にバシバシ攻撃が当たるのである。(しかも結構えぐい)
これは主人公勢が死なないことを上手く使った、面白い緊張感のもたせ方だなと感心した。


またアンディの不死設定がなくなってしまうのも良かったと思う。
死なないメンバーと死ぬメンバーがいる、そこで上手くバランスをとって映画の魅力につなげていた。


敵のラスボスがダドリーである。
そう、あの有名な魔法使い映画のダドリーである。
これがとてつもない小物キャラなのだが、これはこれでいいキャラだなと思った。


ただいいキャラではあるのだが、ラスボスとしてはかなりがっかり感がある。
せっかくのアクション大作なのだから、彼は脇キャラにしてもっと強めのキャラをラスボスにして熱い戦いを見せてほしかったというのが正直なところ。


さらに彼との決着がものすごくあっさりしていたのも肩透かしに感じた。
まあ彼のキャラ設定でめちゃくちゃ強くても違和感すごいからしょうがないけれども。

まとめ 個人的評価55点

たしかによくできたアクション映画なのだが、どこか食い足りない感じも否めない出来だった。
ただ続きは気になるので続編も観ようと思う。



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