「ボーン・アイデンティティー」を観てから、このシリーズにどっぷりハマっている。
面白くてつい、3作目まで観てしまった。
歴代最高傑作だと思う。
個人的評価85点。
「ボーン・アルティメイタム」あらすじ&主なキャスト
自らの過去、謎の計画"ブラック・ブライアー作戦"の謎。
全てに決着をつけるため、ジェイソン・ボーンの戦いが始まる。
- マット・デイモン
- ジュリア・スタイルズ
- デビッド・ストラーゼン
- スコット・グレン
- パディ・コンシダイン
- エドガー・ラミレス
- ジョーイ・アンサー
- コリン・スティントン
- アルバート・フィニー
- ジョアン・アレン
「ボーン・アルティメイタム」こんなところがオススメ

- さらに強度を増した、圧倒的なアクション
- 多彩なロケーション
- スリリングなストーリー
「ボーン・アルティメイタム」レビュー(ネタバレあり)
前作「ボーン・スプレマシー」を手掛け、見事に名作に仕立て上げたポール・グリーングラスが、引き続きメガホンを取っている。
制作総指揮に第一作「ボーン・アイデンティティー」のダグ・リーマン、主演はシリーズでお馴染みのマット・デイモン。
間違いなくシリーズ最高傑作だと思う。
アクション、ストーリー、キャストの演技など、全く隙がない完成度だ。
1,2、3作と順当に面白くなっていくシリーズというのも珍しいのではないだろうか。
だいたいのシリーズものは3作目くらいで失速するのが大半な気がする。
ネタ切れを起こしたり、新しいことをやろうとして失敗したりで無残な結果となることが多いと思う。
その点、この「ボーン・アルティメイタム」は違う。
1、2作目で培ってきた要素をブラッシュアップして順当に進化させ、シリーズNo.1の傑作と言えるものとなっているのである。
この映画、まずは何と言っても凄みを増したアクションがとてつもない。
シリーズ通して練り上げられてきたアクションは最高峰のクオリティーに進化。
スピード感がありなおかつキレが増していてカッコよすぎる。
ハンディカメラで撮られた、手ブレのあるリアル重視の映像も健在。
この映画では特に、暗殺者のディシュとボーンが戦うところが良い。
部屋にあるトロフィー、本、果てにはトイレのタオルまでも使い極限の戦いを繰り広げる2人。
一瞬の判断ミスが命取りになるなか、ギリギリの争いが続けられる。
そこにはわざとらしいスローモーションや派手なだけの演出はない。
その硬派さに痺れるのである。
シリーズ伝統のカーチェイスが、迫力満点で素晴らしい。
その中でも最高だったのはバイクチェイス。
ニッキーが暗殺者に追われているなか、バイクでニッキーを助けにいくボーン。
ここもわざとらしくバイクをふかしたり、スローモーションにしたりといった要素は皆無。
しかし、だからこそ恐ろしくクールだ。
ニッキーを助けるためにバイクで疾走するボーンは仮面ライダーさながらであり、テンション爆上がりであった。
ボーンとCIAが巡らす駆け引きも楽しい。
お互いに策略を練り、裏をかきあうのがとても見ごたえがある。
パメラとボーンがブラック・ブライアー作戦の極秘資料を入手するため、ノア・ヴォ―ゼンたちを
出し抜くところが最高だ。
携帯が傍受されるのを見越して、メールで嘘の待ち合わせ場所を伝える→ノアたちが踊らされて嘘の待ち合わせ場所に行っているあいだに、ボーンが極秘資料を盗みだす流れだ。
ボーンの「オフィスにいるなら向き合ってるはずだ」というキメ台詞相まって、カタルシスがあった。
ロケーションの豪華さも見どころの一つだ。
ロンドン、ベルリン、モロッコのタンジールなど、美しいロケーションばかり。
美しい背景がこの映画に華を添えているのは間違いない。
3作目にしてついに明かされた、ボーン誕生の真実。
ボーンはトレッドストーン計画に自ら志願していた。
過去のたくさんの殺しも、結局は自らが望んでやっていたというなかなかに重い真実。
過去の自分が分からない、また自分がやってきたことに罪の意識を感じ、苦しんでいたボーン。
数多の戦いを潜り抜けて、ついに自分についての真実を知ったボーンはようやく決意する。
「デビッド・ウェッブ」ではなく「ジェイソン・ボーン」として生きていくことを。
重たい過去を背負いつつも、彼はついに全てに決着をつけたのだった。
とてもエモーショナルなシークエンスだったと思う。
その後のシーン、テレビでボーンの遺体が見つからず行方不明になったというニュースを聞いているニッキー。
つまり、ボーンは逃げおおせたということになる。
ここでニッキーがニッと笑うところ、大好きである。
そしてエンディング、流れる大名曲「Extrem Ways」。
しかもこの映画のためにリアレンジされたバージョンとなり、より壮大に。
やはりこの曲が、この傑作の締めに相応しいだろう。
エンドクレジットが流れるなか、これは尋常じゃない映画だと再確認し、余韻に浸っていた。
まとめ
本当に面白い映画だった。
問答無用で傑作と言っていいだろう。
どうやらこの映画のあとに、2作ほど新作が出ているようだ。
その2作、あまり評価がよろしくない。
個人的にはもうこれで完結でいいじゃんと感じているので、観る気にならない。
そのくらいこの映画の完成度が高い・物語が上手く締められているし、完結編として相応しいのだ。
よって、俺としてはこの「ボーン・アルティメイタム」でボーンシリーズはフィナーレとしたい。

コメント