綾瀬はるか主演映画がNetflixで1位になっていたので、紹介&レビューを。』
『リボルバーリリー』概要
かつてスパイであった百合は、ひっそりと正体を隠して暮らしていた。
あるとき百合は家族を殺された少年と出会い、物語は動き始める。
綾瀬はるか主演、行定勲監督作品。
- 主なキャスト
- 綾瀬はるか:小曾根百合役
- 長谷川博己:岩見良明役
- 羽村仁成:細見慎太役
- シシド・カフカ:奈加役
- 古川琴音:琴子役
- ジェシー:津山ヨーゼフ清親役
- 佐藤二郎:平岡役
- 板尾創路:小沢役
『リボルバーリリー』見どころ紹介(まだ観てない人向け)
この映画個人的になかなか微妙な映画だったので、紹介できるところは少なくなってしまうというのが本音である。
少ないながらも紹介するとなると、まず舞台セットと衣装の豪華さがあげられる。
舞台設定は大正13年、いわゆる大正時代末期の帝都・東京だ。
この映画の舞台セットはお金がかかっており、大正時代末期の華やかさを見事に再現していて説得力がある。
また衣装もいい塩梅に再現されていて、なおかつバリエーション豊かでオシャレなファッションをたくさん観ることができるのも楽しい。
次にあげられる見どころは、役者陣についてである。
主演の綾瀬はるかをはじめ豪華キャストが揃っており、皆素晴らしい演技を披露している。
特に綾瀬はるかはさすがで、抜群に華のある役者だなと感じた。
あと音響に関して、今作でも重要な要素『銃』の音は迫力があってとても良かったと思う。
以上見どころ紹介終了。
『リボルバーリリー』レビュー(ネタバレあり・観た人向け)
粗いところまみれの結構な駄作だと感じてしまった。
特に本作でダメだと思ったところは、ストーリー・脚本部分である。
とにかくご都合主義的でそれはないだろ!ってところが多すぎる。
まず、とにかく綾瀬はるか演じる百合に敵の弾が当たらない。
アクション映画なんて多かれ少なかれそういうものだとは思うが、それでも明らかにおかしい。
まるで守護神に守られているかのようだ。
特に中盤のカフェで陸軍と撃ち合いをするところなんかひどい。
陸軍側が30人くらいいるのでどう考えても余裕で勝てるはずなのだが、何故か陸軍側はあまり撃たない。
不自然なくらい棒立ちなのだ。
それに反して綾瀬はるか演じる百合はバンバン撃って倒しまくるから違和感がすごい。
またここで赤ちゃんがハイハイできてしまった!みたいなカットが入るのだが、即仲間に救出されて一体なんだったのかと言いたくなる。
他にもツッコみどころが多い。
顔が割れて指名手配されているのに隠れもせず、あっさりと捕まる慎太。
あれだけ暴れまわって素性もバレているのに、捕まらないで余裕でふらついている百合。
最後の海軍前のVS陸軍も、海軍の人が出てきて即撤退って…なんだかなぁって感じだった。
まとめ 個人的評価20点
主演は綾瀬はるか・他豪華キャスト多数、予算もたくさん、設定も魅力的。
それでどうしてこうなってしまったのか。
ポテンシャルがなまじ高いだけにガッカリ感もすごい。
商業的には大コケしたらしいが妥当だろう。
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