今話題のドラマシリーズ『アドレセンス』を観たので感想を。
驚異のワンカット撮影
なんとこのシリーズ、すべて『ワンカット』、つまりカットなしの長回しで撮られている。
あまりに自然にシーンが続いていくので気づきにくいが本当にそうなのだ。
撮影を止めてはならないプレッシャーのなか、役者たちは負けることなく最高の演技を見せている。
特に主演のオーウェン・クーパーは文句なしだろう。
社会問題を包括した秀逸な脚本
この話は、子供のいる親にとって悪夢のような話だと思う。
もし現実に起こってしまったとしたらーーー想像すると胃が痛くなってくる。
また現代、ネット・SNS全盛の社会の暗い側面を見事に描いている。
ネットでどんなものにもアクセスできてしまう、他人同士が常に監視しあっているような息苦しさ、フェミニズム、それらをクライムドラマに絡めて問題提起している。
それにより作品の質を高めつつも何か心にずっしりくるような、余韻の残るシリーズとなった。
単純に面白い
特殊な撮影技法や内容に見方が引っ張られがちだがこのシリーズ、単純に面白い。
エピソード数も4と見やすいのも好感触。
ワンカット撮影の影響もあるのか、テンポよく進んでいくのが気持ちいいし、先が気になるつくりもうまい。
視聴者数1位をたたき出したのも納得だ。
総評
非常に面白いドラマシリーズだった。
おすすめである。
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