エミー賞受賞!海外ドラマの最高峰『ブレイキングバッド』を紹介

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世間的評価、内容ともに海外ドラマの金字塔であろう、ブレイキングバッドを紹介したい。
ネタバレなし。

ブレイキングバッドとは

ブレイキング・バッド』(Breaking Bad)は、ヴィンス・ギリガンによって制作されたアメリカテレビドラマシリーズである。このテレビドラマはソニー・ピクチャーズ テレビジョンによって製作され、ケーブルチャンネルAMCによって米国とカナダ2008年1月20日から2013年9月29日まで放送された。

wikipediaより引用

ある意味デスノートに近い。とある人間が巨悪に堕ちていく。

このシリーズ、めちゃくちゃ面白いのだがいざ何が面白いのか聞かれると返答に困ってしまう。
王道なストーリー展開が~とか、派手な映像が~とか、涙必死の感動が~とか、そういった分かりやすく語れる要素はほぼない。
あらすじだけ見たらよくNetflixのゴーサインが出たなというか、万人ウケしなさそうな内容だ。
しかしこれがとてつもなく面白いのだ。
このあいだふと気づいたのだが、ブレイキングバッドはデスノートの面白さに似ているのではないか。
普通に暮らす善人が、ふとしたきっかけで巨悪に堕ちていく。
そのなんとも言えないカタルシスがある意味エンタメになっている。

とある”男”の物語。

これはどちらかというと女性ではなく、男性に響く物語だと思う。
しかも若者ではなく、30代以降の男性だ。
主人公ウォルターはドラッグ製造にどっぷりのめり込んでいく。
自分の才能を最大限に活かして命の危険に晒されながらもビジネス、敵との闘いに身を投じていくのだ。
我々も大人になると、好きなことだけやっていればいいわけではない。
しがらみからあらゆるものを捨てて、安定のために耐えなければならないことも多い。
そんな人たちにとってウォルターはある意味羨ましく、理想的に映るのだ。
ウォルターは明らかに道を踏み外しまくっているが、そのブレずに我が道を行く姿勢に痛快さ、またロマンを感じるはず。
ドラッグ製造以前のウォルター、以降のウォルターどちらの方が生きていて楽しそうか、生きる実感に満ちていたかはこのシリーズを観た人ならおのずと分かるだろう。
ブレイキングバッドはエンタメとしても完成度が高いが、このウォルターの生き方、哲学的な要素も世界中の人気を獲得した理由の一つだろう。

最後に

ストーリー文句なし、演技文句なし、映像・音文句なしのネトフリドラマの金字塔的作品。
オススメです。


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