バンドをやっている人必見。漫画の金字塔『BECK』感想

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言わずと知れたバンド漫画の金字塔『BECK』を改めて読んだので感想を。

BECK 概要

BECK』(ベック)は、ハロルド作石による日本の少年漫画音楽漫画作品、およびそれらを原作とするテレビアニメ、実写映画コンピュータゲーム
2002年に第26回講談社漫画賞少年部門受賞。2014年8月時点で累計発行部数は1500万部を突破している[1]

wikipediaより引用

魅力的なキャラクターたち

面白い漫画には魅力的なキャラが不可欠だ。
無論、累計部数1500万部越えのBECKにも多くの魅力的なキャラが登場する。
特にバンドのメンバーであり主要キャラであるコユキ、サク、千葉、平、竜介の5人は見事なキャラ造形だと思う。
バンドのパートを象徴するかのようにそれぞれに性格がつくられていて、皆個性的だ。
特に平凡そうに見えてときには勇気のある、また大胆な行動を恐れないコユキ、そのコユキに複雑な気持ちを抱えている千葉など、うまい設定だと思った。

緻密な音の表現

漫画なので音はないにも関わらず、本当に音が聞こえてくるような感覚を覚える。
まさにライブを観たときの迫力、音圧がそのまま目前に迫ってくるようだ。
これは巧みな漫画的表現があるのに加えて、作者の音楽への深い造士から生み出されているのだろう。

バンド漫画の最高峰

BECKはバンド漫画という枠では最強各だと思う。
34巻というなかなかのボリュームだが、ダレることなく読めるし全編通して面白い。
先ほど述べた素敵なキャラたち、ドラマチックなストーリー、ツボをついたコミカルな要素などが凝縮されている。
また作者のバックボーンに基づいたたくさんの音楽ネタが散りばめられているのも楽しい。
きっと音楽、特にバンド好きであればニヤッとできるはず。
是非とも読んでほしい。
それでは。

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