なかなかに面白かった「爆弾」ネタバレ感想

映画

ついに話題作「爆弾」がNetflixに降臨。
気になっていたので早速観てみた。
結構面白く、大ヒットするのも納得の内容であった。
個人的評価70点。

「爆弾」あらすじ&主なキャスト

東京で起こる連続爆破事件と、それを予言し的中させる男。
刑事たちは男と対峙しながら、連続爆破を食い止める道を探る。
  • 山田裕貴
  • 伊藤沙莉
  • 染谷将太
  • 坂東龍汰
  • 寛一郎
  • 片岡千之助
  • 中田青渚
  • 加藤雅也
  • 正名僕蔵
  • 夏川結衣
  • 渡部篤郎
  • 佐藤二朗

「爆弾」はこんなところがオススメ

  • 佐藤二朗の圧倒的な演技
  • どうなるか分からない、ハラハラドキドキの展開

「爆弾」レビュー(ネタバレあり)

佐藤二朗、渡部篤郎、山田裕貴、染谷将太など豪華キャストが出演。
呉勝浩の「爆弾」が原作となっている。
ジャンルはサスペンス・ミステリー。
永井聡監督作品。

邦画はあまり観ない方なのだが、これは面白そうで気になっていたので観た。
結論、良作である。
気になる点が無いわけではないが、完成度は高い。
以下、良い点と悪い点を挙げていく。

この映画、まず印象に残るのは佐藤二朗演じる、スズキタゴサクというキャラクターだ。
このキャラクター、この映画最大の魅力と言っていいだろう。
そのくらい濃い、個性的なキャラクターである。

邪悪さを滲ませ、恐ろしく不気味。
また佐藤二朗の圧巻の演技により、底の知れなさが醸し出されている。
この底の知れなさが、悪のカリスマというか、魅力的なのだ。

タゴサクのバックグラウンドはあまり明らかにされていない。
劇中で、これが犯行の動機ではないかというものは出るものの、それも確定していない。
ただただ純粋に悪であるから、混乱を巻き起こしたかったのか。
弱者に厳しい社会が生んでしまった怪物なのか。
タゴサクの全体像をぼかすことで、上手いことミステリアスで印象的なキャラクターとなっていると感じた。

会話劇、駆け引きが面白い。
愉快そうにクイズを出して、混乱を生みだすスズキタゴサク。
それに翻弄される刑事たち。
知略をめぐらし、心理戦を繰り広げる。
役者陣の表情による演技が素晴らしいし、見応えがある。

この映画、割と容赦なく爆発する。
普通の映画だったら、大爆発を食い止めた、感動的なラスト!ってなると思う。
この映画は情け無用で爆発しまくる。
あらゆる箇所、挙句の果てに駅まで大爆発する。
この緊張感、なかなかたまらない。
ラストでタゴサクがこの勝負引き分けだとか言っていたが、タゴサクの圧勝だろって思った。

悪い点は、観るうえでノイズになる要素があること。
刑事が指を折るシーンとか、流石に不自然。
あの展開を作りたいがためにねじ込まれた感じがした。
これは気にしてもしょうがないのかもしれないが、あれだけの高性能な爆弾、作れなくないか?とも思った。
もう少し納得のいく設定にして欲しかった。

ミステリー部分があまり面白くない。
ミステリーを謳っているが、あまりその要素はない。
タゴサクが出した謎解きパートも、秀才刑事により秒で解決される。
なので、あまりカタルシスがない。
事件のいきさつも微妙だった。
もう少し面白味が欲しかった。

まとめ

話題作になるだけのことはある、個性的で面白い映画だった。
邦画では異色作ではないだろうか。
もっとこういった尖った映画が出てきて欲しい。
そう思わされる映画であった。



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