三谷幸喜の新作がNetflixでランキング1位になっていたので観た。
紹介&レビューをしていく。
『スオミの話をしよう』概要
著名な作家の妻・スオミが失踪した。
捜査のために訪れた刑事をはじめ、スオミの元夫だという男たちが集い始める。
彼女について語り始めるが、その印象はそれぞれまったく異なっていた。
三谷幸喜監督作品。
・主なキャスト
- 長澤まさみ
- 松坂桃李
- 瀬戸康史
- 西島秀俊
- 遠藤憲一
- 宮澤エマ
- 阿南健治
- 戸塚純貴
- 梶原善
- 小林隆
- 坂東彌十郎
『スオミの話をしよう』見どころ紹介(ネタバレ無し・まだ観てない人向け)
キャスト陣が豪華である。
音楽がうるさすぎず、適度な塩梅でつけられている。
それはこの映画にマッチしている。
以上、見どころ紹介終了。
『スオミの話をしよう』レビュー(ネタバレあり・もう観た人向け)
まごうことなき駄作だと思う。
とにかくひどい出来で、2時間がおそろしく長く感じた。
間違いなく今年観た映画のなかでワーストである。
過去に観たことがある三谷幸喜映画は『素敵な金縛り』と『ギャラクシー街道』の2つだ。
『素敵な金縛り』はそこそこ面白かったと記憶している。
『ギャラクシー街道』はマジでつまらなかった。
今作は『ギャラクシー街道』よりは少しマシ…といった感じか。
今作、とにかくテンポが悪い。
1人1人夫が出てきて過去の回想エピソードを繰り返すのだが、間延びしていて観ていてつらい。
しかも2時間もあるという地獄。
皆が三谷幸喜映画でもっとも期待しているところであろうコメディも全く面白くない。
しかも面白くないだけならまだしもくどいのがまたしんどい。
特に後半のセスナのシーン、あまりのヤバさに「なんだこれは…」と思ってしまった。
スオミの謎に関しても簡単に展開が読めてしまう、また意外性がなくつまらない。
この謎に真相に一縷の望みをかけて最後までなんとか観たのだが、拍子抜けする結果となってしまった。
最後のミュージカルも別に感動もせず、「いらないんじゃね、これ…?」と思わずにはいられなかった。
豪華キャストの力でなんとかギリギリもっている映画だと思う。
この映画をまだ一応観れるレベルにしている、長澤まさみをはじめとした一流キャストたちは凄いと素直に感じた。
逆にこの要素がなかったら本当に観る価値はないと断言できる。
まとめ 個人的評価10点
正直ダラダラ暇つぶしに観るのもオススメしない。
しょうもないギャグがひたすら垂れ流される2時間である。
長澤まさみ他豪華キャストのファンなら観て損はないかもしれない。

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